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中学校と高校の違いとは?学習内容の違いや進路の変化を徹底解説!

2025.07.16 更新日: 2025年5月30日

中学校と高校では、学習内容や成績評価、学校生活、進路選択など、さまざまな点で違いがあります。本記事では、中学校と高校の違いについてのポイントを具体的に解説!高校生活をスムーズにスタートさせるためのポイントも紹介します。

中学校と高校の基本的な違い

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中学校と高校では、どのような点が違うのか気になる方も多いはず。ここでは、中学校と高校の基本的な違いを解説します。これから高校に進学する方は、ぜひ参考にしてみてください。

義務教育が終了する

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小学校から中学校までの9年間は義務教育であり、満6歳から満15歳までの子どもには就学義務があります。しかし、高校には就学義務がないため、高校進学は必ずしも必要ではありません。

 

そのため、入学の際は受験をする必要があるほか、中学校よりも学区が広くなり通学時間が長くなることがあります。

留年制度がある

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中学校とは違い、高校には留年制度があります。欠席が多い場合や成績が悪い場合など、必要な単位を取得できないと留年してしまうため、注意が必要です。

 

留年すると卒業時期が遅くなるため、高校卒業後の進路にも影響が出てしまいます。そのような事態にならないためにも、計画的に学業に取り組むことが重要です。

高校は授業料が発生する

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中学校と高校の違いのひとつに、学費があります。前述の通り中学校までは義務教育のため、授業料はかかりません。

しかし、高校は自らの意思で通うため、授業料が発生することがほとんどです。また、公立高校と比べて私立高校は授業料が高額になる傾向があります。

 

教科や科目数の違いとは?

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中学校と高校には、教科や科目数にも違いがあります。高校の種類やカリキュラムによって大きな差があるため、進学の際はしっかり確認しておきましょう。ここでは、中学校と高校の教科や科目数の違いを解説します。

新しい科目が増える

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高校では、物理や化学、政治経済などの新しい科目が加わります。これにより、前の段階で学んだ理科や社会の内容を、さらに深く掘り下げて理解することが可能です。

また、高校によっては独自のカリキュラムを採用していることも。学びたいことが明確にある場合は、その分野に特化した高校を選ぶのがおすすめです。

 

興味や進路に応じた科目を選択できる

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高校では選択科目も増え、興味や進路に応じた科目を選択することが可能です。たとえば美術や情報、簿記、外国語などの科目があります。

また、商業や工業、農業などの専門学科の高校であれば、取得資格や就職先に応じた科目が選択可能です。

 

文系と理系を選択する必要がある

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高校に進学すると、文系と理系に分かれることが一般的です。この選択が大学進学や職業選びに影響を与えるため、慎重に決める必要があります。

文系では、主に国語や英語、社会科を中心に学び、理系では、数学や物理、化学、生物といった自然科学の科目が中心です。文系では人文科学や社会科学、法学、経済学など、理系では工学や医学、情報技術、環境学などの分野に進むことが多いとされています。

 

学校生活や校則の違いとは?

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中学校と高校では、学校生活や校則にも違いがあります。これから高校に進学する場合、高校での過ごし方が気になるでしょう。ここでは、中学校と高校の学校生活や校則の違いを解説します。

中学校よりも厳しい校則がある場合もある

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校則は学校によって大きな差がありますが、一般的には高校の方が中学校よりも自由度が高くなるケースがほとんどです。しかし学校によっては、高校の方が中学校よりも厳しい校則が設けられていることもあります。

特に、制服の着こなしや髪型、化粧、アクセサリーに関する規定などは、学校の方針によって異なるので注意しましょう。また、アルバイトや自転車通学の可否なども事前に確認しておくとスムーズです。

 

部活動の種類や専門性に変化がある

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部活動の種類や専門性にも、大きな変化があります。高校に進学すると、部活動の選択肢が増え、専門性が高まることが一般的です。

また、高校では部活動が進学や就職に直接影響を与えることもあるため、より真剣に取り組む生徒も多くなります。一方で、中学校では部活動の参加を必須としているケースも多々ありますが、高校では自由なため、プライベートに時間を割きやすくなるケースもあるでしょう。

学習環境や成績評価の違いとは?

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中学校と高校では、学習環境や成績評価にも違いがあります。その違いを知っておくことで、早めにアプローチすることが可能です。ここでは、中学校と高校の学習環境や成績評価の違いを解説します。

 

成績の評価基準が中学校より厳格になることがある

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中学校では、比較的総合的な評価が行われ、テストの点数や提出物、授業態度などが広範囲に評価されます。一方で高校では、評価基準がより具体的で細かくなることが一般的です。

 

評価が進級や進学にも影響するため、部活動やアルバイトに夢中になるあまり、勉強を疎かにしてはいけません。計画性を持って、学問に取り組むことを心がけましょう。

 

定期テストや模擬試験が増える

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高校では、定期テストや模擬試験が増える傾向があります。特に進学校の場合、大学入試に向けた模擬試験が定期的に実施されることが多く、プレッシャーになることも。

しかし定期テストや模擬試験は、自分の実力を把握するための重要な指標となります。そのため、高校では定期的なテストや模擬試験に向けて、計画的な学習と自己管理を徹底しましょう。

 

補習や補講があるケースがある

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高校は中学校とは違い、必要な単位を取得しないと進級や進学ができません。そのため、定期テストや模擬試験の成績がふるわなかった場合や必要な単位が取得できなかった場合、補習や補講が必要になることがあります。

 

さらに、高校では課題の量が増えることが一般的です。また、大学受験を視野に入れた場合、勉強時間を確保することも求められます。高校進学後は卒業後の進路も視野に入れつつ、効率的な時間管理と学習計画を立てることが大切です。

 

中学校と高校の違いを理解して充実した高校生活を送ろう

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本記事では、中学校と高校の違いを解説しました。高校では自主的な学びや自己管理が求められ、将来の進路を考える機会も増えます。これらの違いを理解することで、充実した高校生活を送ることができるでしょう。